Pythonパッケージの開発ガイドに含めるべき内容#

理想的には、あなたのパッケージは開発ガイドを持つべきです。 このファイルはあなたのパッケージのドキュメントにあり、 CONTRIBUTING.mdファイル(前述)からリンクされるべきです。 開発ガイドは、技術的に熟達したユーザに対して、以下の方法を明確に示すべきです:

  • 開発環境をローカルにセットアップし、パッケージで作業できるようにする

  • テストスイートの実行

  • ドキュメントをローカルにビルドする

開発ガイドには、次のようなガイドラインもあるはずです:

  • docstringスタイルを含むコード標準、コードフォーマットと、パッケージが従う特定のコードアプローチ。

また、既存のテストスイートではカバーできないような新機能や既存機能の変更をコントリビューターが提出する場合、要求するテストの種類を指定しておくと便利です。

もし文書化する時間があれば、メンテナのワークフローやリリースプロセスを文書化することも有用です。

開発ガイドが重要な理由#

開発ガイドを持つことは価値があります、もしそうしたいのであれば:

  • 新しいメンテナーを迎える。

  • 技術志向のコントリビューターが、あなたのリポジトリに対して、思慮深く有用なコードベースのプルリクエストを行えるようにします。

また、pyOpenSciにとって、将来新しいメンテナーの参加を支援する必要がある場合に備えて、メンテナンスのワークフローを文書化しておくことも重要です。

注釈

リポジトリによく考えられた継続的インテグレーションのセットアップがあれば、ユーザーはローカルでのパッケージのビルドを省略することができる(特にテキストを更新するだけの場合)。

Tip

開発ガイドは強く推奨されますが、pyOpenSciがレビューの対象とするためにパッケージに要求するファイルではありません。メンテナによっては、コントリビューティングガイドに開発情報を含めることもできます。